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13日にいよいよ発表された5G対応iPhone 12シリーズですが、香港版や台湾版に技適マークがつくのか? またそれ以外に技適マークが付きそうなのは何処の国?
物理デュアルSIMはどの国のどのモデルに付く?
日本の5G電波が全部つかまえられるのか?そして価格は?
海外版愛好者としてそれらすべてが、非常に気になりますね。
iPhone 11シリーズでは、物理デュアルSIMの中国・香港版には技適マークが付いていませんでしたが、台湾など、その他の国で販売されているモデルには技適マークが付いていました。
iPhone SE2では台湾含む海外版と、香港版に初めて技適マークがついていました。
そこで今回、発表されている資料をもとに、以上のことを調べていきたいと思います。
1.技適マーク
モデルNo.は?
モデルNo.によって、使用出来るバンド(周波数)や物理デュアルSIMなどの機能の違いが事前にわかりますので、日本版と同じモデルNo.なら技適マークが付いている可能性は非常に高いです。
それはiPhone 11シリーズやiPhone SE2の世界共通モデルが日本版と同じモデルNo.であったので、技適マークがついていたからです。
カナダ版その他で技適アリ?
そこで調べたところiPhone 12・12mini・12Pro・12Pro max日本版と同じ4つのモデルNo.A2406、A2410、A2398、A2402は、海外版では、何とカナダ(発売時)のみでした。その後グアム、プエルトリコ、USバージン諸島も同じモデルNo.となりました。
なので今回技適マークが付く可能性が高い海外版はカナダ、グアム、プエルトリコ、USバージン諸島版ということになりました。
シャッター音が無い、海外モデルで技適マークが付いているのであれば、海外へ行って購入したいと思いますが、コロナ禍でたやすく海外にはいけませんので、通販を利用するしか手段はなさそうです。
ただし、今のところ上記の海外版を、直接指定して購入できそうなサイトは無い為、発売後に香港など第三国の通販を利用する方法になりそうです。
前回のiPhoneSE2香港版を購入した時の記事はコチラです。
総務省ホームページで確認
一応、総務省の電波利用ホームページで、Appleの新型モデル用に技適認証が登録されているのか調べてみました。
残念ながらiPhone 12の各モデル番号はまだ登録されていませんでした。
発売日以降でないと確認がとれないようです。
2.対応バンド(LTE・5G)
今までの海外版では、日本のいくつかのLTEバンドに非対応でした。これは回線混雑時に、他のバンドに移る選択肢が無くなり、日本の3大キャリアが提供している高速通信(キャリアアグリケーション)に一部対応出来ないことにもなります。
こうしたことから、今までの海外版(北米、中国・香港・マカオなど)は、日本モデルに比べ少しだけ、使い勝手が悪かったのです。
(技適マークのない通信機器を日本で使用するのは、一部特例を除き電波法違反になります。あくまで自己責任においての使用となります。)
そこで各モデルのLTEバンド対応を調べてみました。
バンド対応表
LTE(4G)バンド対応表
以下の表はiPhone 11シリーズとiPhone 12シリーズの日本モデルとのLTEバンドの対応比較表です。
今回のiPhone12シリーズ海外版は、カナダ版を除いて対応するLTEバンドが北米版と同じで、日本版の2つのバンド(バンド11と12)が非対応になっています。
今回、中国と香港版でiPhone 12 miniのみモデル番号(A2400・A2399)が違っていました。他のモデルは全て同じモデル番号です。
調べたところ、中国版iPhone 12 mini(A2400)はシングルSIMでした。
今回の香港版iPhone 12 mini(A2399)は海外版と同じモデルNo.なので、SIM関係で何かあるのかもしれません。
デュアルSIMについては次のチャプターで詳しく説明します。
表のとおり、海外版でも高速通信用(キャリアアグリゲーション)用のバンド42に対応していることと、日本のキャリアの主要バンドであるバンド28に、対応しているのは良いと思います。
5Gバンド対応表
日本の3大キャリアと楽天モバイルが相次いで、5Gサービスの開始をアナウンスしています。
今のところ、基地局も少ないので機能はフルに活用できませんが、日本の5G 電波に各モデルが対応しているか調べてみました。以下がその表です。
ここで日本のキャリアが、現在提供を予定もしくは使用している周波数は緑色背景の4つです。その中で最も高速に通信できるバンドn257(28GHz)はiPhone自体非対応ですが、今のところ基地局等の設備がすくない為、影響はないと思います
またauは既存の4Gのバンドを5Gで活用しようとしています。(au、docomoは専用のSIMが必要です、従来のSIMは使えないと発表しています)
ただし、iPhoneとして対応している5g周波数を使いたいなら、別途上記の各キャリアで5G契約しなければなりません。
ただし格安SIMでは従来の契約のまま使えるようです。
3.香港・台湾版の物理デュアルSIMは?
今まで、iPhone の物理デュアルSIM(DSDS)に対応しているのは、iPhoneXR・XSやiPhone 11シリーズの中国香港モデルだけです。
今回のiPhone12シリーズでは、どのモデルに物理デュアルSIMが搭載されるのかを調べてみました。
iPhone 12miniはデュアルSIM無し?
今回の香港・中国・マカオ版iPhone12シリーズは、物理デュアルSIMが従来どおり実装されていますが残念ながら、iPhone12miniは香港版含む全てのモデルで物理デュアルSIMには非対応でした。
ただし、中国版以外のモデルはeSIMに対応しています。
当然ですが、日本・カナダ版の他のiPhone12シリーズは海外版も含めて、物理デュアルSIMには非対応でした。
どうしてもデュアルSIMの最新版iPhoneが欲しければ、香港版を購入できる通販を利用しましょう。
ただし、iPhone12miniは物理デュアルSIMには非対応ですので気をつけましょう。
また、デュアルSIMの状態では5Gが使えないようです。
いまのところiPhoneSE香港版を購入した、Etorenで予約は受け付けています。下にリンクを貼りますのでチェックしてみてください。
4.価格
価格には日本版・カナダ版・香港版をそれぞれの国のアップルストアで、購入する価格を調べました。
海外版の選択肢として、香港の通販を利用してデュアルSIMの香港版を買うか?
技適マーク付きのカナダ版が第三国で買えるまで待つか?のどちらかになります。
5.海外版iPhone買えるところは?
海外通販
シンガポール通販日本語サイト