この記事にはPRが含まれています。
最近よく目にするiPhoneのリファービッシュ品、整備品、再生品。呼び名が違いますが、意味は同じですので、ここでは整備済品と呼ぶことにします。
当然ですが、iPhone整備済品取扱は本家のアップルストアだけかと思っていたら、検索するとアマゾンや、他のサイトの整備済品が複数あることがわかりました。
そこで、このiPhone整備済品とはどういうものなのか?
また、それを販売するサイトの特徴や、メリットとデメリットを詳しく調べましたので解説していきます。
- iPhone整備済品には2つの種類?
- 1.Apple認定整備済iPhone
- 2.他社整備済品iPhone
- 3.アマゾン整備品の特徴
- 4.にこスマ整備品の特徴
- 5.ソフトバンク認定中古品
- 6.その他の整備済品サイト
iPhone整備済品には2つの種類?
一般的にiPhone整備済品は、Appleが認定した整備済iPhoneと、他社が整備した整備済品iPhoneの大きく2つの種類に分類されてます。
以下に、それぞれの特徴やメリットデメリットを解説します。
1.Apple認定整備済iPhone
アップルストア
Appleがカタログ落ちになった旧モデル品、返品、展示品、初期不良品や、トレードインプログラムで、回収した製品を新品同様に整備し、オンラインで販売するものです。
今までは、日本国内のアップルストアで手に入れることはできませんでしたが、2023年3月から限定で、Apple認定整備済製品を購入可能となりました。
アップルストア整備済品は以下のリンクからどうぞ。
7つのメリット
アップルの認定整備済iPhoneのメリットは大きく7つ
①Apple認定の整備プロセス
認定整備プロセスを経て品質保証された新品同様品
②バッテリーと外装が新品、付属品も同梱
アップル純正の新品バッテリーが付属されているだけでも価値がありますが、外装が新品で付属品も全て同梱されているので安心です。
例えば中古iPhoneを購入して、純正以外のバッテリーに交換した場合、バッテリー最大容量表示がされなくなります。
③Appleの1年間製品保証付き
通常の新品を購入したときと同じ1年間の製品保証がついています。
④AppleCare+加入も可能
こちらも通常の新品を購入したときと同じく、AppleCare+に加入できるので、万が一の画面割れなど、修理費用を抑えることが出来ます。
⑤新品に比べ、15%以上安い
現在販売されている機種ではないので、直接の価格比較は出来ませんが、最低15%以上安く、ものによってはさらに安く購入できます。
⑥購入から14日以内なら無料で返品可
これも新品購入時と同様に返品にかかるコストはゼロ円です。
⑦発売終了モデルの購入
今なら通常、アップルストアで購入できないiPhone 12 Pro、iPhone 13 Proや13 Pro Maxなどが保証付きで手に入れられる。
3つのデメリット
①全くの新品ではない
整備した製品を販売しているので、全くの新品ではありません。
ただし、カタログ外の型落ちした製品は新品です。
②15%安いがまだまだ高い
安いといっても、他社整備済品や新品未開封品と比べれば、価格は高いですが、メーカーによる1年間の保証など、メリットが沢山あるので、仕方ない。
③買取価格は安い
整備済品専用箱であることと、*固有のモデル番号の為、買取価格は安くなります。
*モデル番号:以下の画像のように新品はMから始まり、Nが交換用、Fが整備済品(画像ありません)となります。
iPhoneの設定画面 → 「一般 」→ 「情報」を開く 左:新品、右:交換品
アップルストア以外の取り扱いは?
ドコモの100%子会社で格安SIMの会社ですが、*メーカー認定整備済iPhoneが格安で販売されています。(中古スマートフォンのページ内に、格安の未使用iPhoneも掲載されています。6/12までの限定)
1年間の保証付きの商品が認定整備品のiPhoneですが、人気があるため、たびたび品切れとなります。
また、ページ上部の中古スマートフォンをクリックすると、未使用品のiPhone 12 miniなどがあります。
ご存知の方も多い、アップル正規サービスプロバイダです。
*正規サービスプロバイダとは、保証期限に限らず、純正部品を使用して修理するアップル認定の修理業者となります。
特徴はアップル純正のバッテリーや外装を使用して、新品に交換した整備済品でキタムラ認定整備済品となっています。
従って、限りなくアップル認定整備済品に近い製品と言えます。
2.他社整備済品iPhone
<PR>
第三者(純正でない)の部品を使用し、独自の基準で整備した製品です。
代表的な取り扱いサイトとして、Amazonの整備済み品、バッテリー残量100%のにこスマ整備済品 、Y!mobileで販売しているソフトバンク認定中古品、外国資本でBack Marketなどがあります。
以下に各サイトの特徴を解説しますが、共通のメリットとデメリットを先に説明します
メリット
①アップルストアに比べ、安価で購入できる。
②種類が豊富
アップルストアではモデルが限定されていますが、他社の整備品は種類が多い。
デメリット
①アップル純正の整備済品ではない
純正部品を使用していないため、機種により残量100%であっても、バッテリー最大容量表示が使用できない製品もあります。以下参照
アップルのリンク:iPhone の純正バッテリーについて - Apple サポート (日本)
②品質ガイドラインはまちまち
バッテリーや外装が新品でないことや、傷がある場合もあります。ただし、外装クリーニングやディスプレイなどを交換している製品もあります。
3.アマゾン整備品の特徴
Amazonが整備したものでなく、Amazon認定出品者(Apple認定業者とは異なります)による検査、テスト、クリーニングが済んだ再生品、中古品、展示品、開封品で、出荷元はAmazonです。
・特徴は以下のとおりです。(引用元:アマゾンよりそのまま記載)
- 商品から30cm離れて見ると、表面的なキズ・損傷はほぼ確認できません。 - バッテリーは新品の80%を超える容量で提供されます。 - 付属品は純正品ではない場合がありますが、互換性があり問題なく機能します。商品は一般的な箱でのご提供となる場合があります。 - ご満足いただけない場合は、購入から180日の保証期間内であればAmazon認定出品者より交換または返金が受けられます。
・商品画像は現物ではない
アップルの公式サイトで使われている画像が表示されています。
・代表的な出店者
スマート家電
にこスマ (伊藤忠商事グループ)
PENTACT JAPAN (株式会社ピーアンドジー)
Reuse Style
4.にこスマ整備品の特徴
伊藤忠商事グループ(100%子会社)が運営する、中古と整備済品スマホを専門に取り扱うサイト。<PR>
先ほどのアマゾンや楽天市場などに出店していますが、公式サイトでは正確なバッテリー残量表示が見れます。
また、整備済品とは違い、新品未使用品の取り扱いが多数あります。
新品未使用品はこちらからどうぞ
5.ソフトバンク認定中古品
Y!モバイルやSoftBankが認定した製品です。<PR>
バッテリーや外装は新品ではありませんが、大手キャリアから買えるのは、安心感がありますね。
6.その他の整備済品サイト
他の整備済品サイトの価格を調べてみました。
①価格比較
比較商品はSE(第三世代)が発売になり、価格が少し下がったiPhoneSE (第二世代)の64GBです。
また、比較対象のサイトはAグレードがD-PLAZAアウトレット、Bグレードがケートラ@ケータイトランシーバーで、どちらも楽天市場に出店していますので、クーポンの利用や楽天ポイントが付きます。
①BackMarketとD-PLAZAアウトレットの新品同様品A比較 (2023/2/3現在)
iPhone SE 2nd 64GB | |||
---|---|---|---|
Shop名/色 | Red | Black | White |
Back Market | 30,000 | 31,430 | - |
D-Plaza | 28,800 | 29,800 | 29,800 |
・D-PLAZAアウトレットが取り扱うのは海外整備品ですが、日本モデルですので、シャッター音は消せません。また、個別のバッテリー残量の表示がされています。
③BackMarketと目立った傷なしBグレードの比較(2023/2/3現在)
iPhone SE 2nd 64GB | |||
---|---|---|---|
Shop名/色 | Red | Black | White |
Back Market | 31,980 | 26,030 | 25,558 |
ケートラ@ケータイトランシーバー | 29,980 | 29,980 | 29,980 |
・在庫品の価格は上下動しますが、Back MarketのWhiteだけなぜか、Aグレード品より価格が高くなっていますます。
・ただし、ただし、バッテリー残量は88%保証となっており、Back Market同様に個別機種別の詳細な記載はありませんでした。