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iPhone 8 香港海外版 日本で修理出来る?更新版

2023年9月28日 更新

#本ページはプロモーションが含まれています。

自分の使っているiPhone 8香港版が先日、iOS13.1.2にアップデートしたところ、充電が全く出来なくなりました(トホホ)。

 

そこで、iPhone修理専門店や買取店など、複数の店舗で相談をしてみました。

 

結論はソフトウェアの不具合なので、Apple正規サービスプロバイダへ持ち込むことに。

ただし、香港版を修理してくれる保証はないので、時間をかけてAppleStoreに出向くことは考えませんでした。

 

持込んだサービスプロバイダの店頭で色々な作業をしてもらったのですが、最終的に国内版ではなく、香港版へ本体交換となりましたので、その経緯と内容をお知らせしたいと思います

 

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自分で対策

症状

アップデート作業が不完全だったようで、 アップデート作業完了後、充電ができなくなりました。

一晩中、充電ケーブルにつないでいても、つねに表示が「残り0%」と表示されたままで、2分程度操作していると勝手に電源が落ちて、再起動します。

ですからスィッチオンの状態では永遠に再起動ループになります。

 

思い当たる原因ですが、バッテリー容量が少ないときに、自動アップデートしたためではないかと思います。今後自動アップデートは、オフにして、手動でするのが得策かな。

 

一応トラブル対策としてよく言われている、次の2つにチャレンジしました。

 

初期化

初期化する前に、バックアップを取ろうと、PCのiTunesに接続しましたが、それこそ2分で電源が落ちるので、結局バックアップできませんでした。

 

仕方がないので、そのまま初期化して様子を見ることにしました。しばらく充電ケーブルにつないで見ても、やはり「残り0%」と表示されたままでした。

 

初期化が成功して、最初のアクティベート画面でも、電源が落ちてしまうので何度もアクティベートをやり直ししました。

 

なんとか再起動ループを繰り返しながらも少しづつ設定が進むようになり、ホーム画面が表示できるところまでたどりつきました。

 

OS再アップデート

ちょうど新しいOSバージョンの13.2がリリースされたので、そちらのアップデートに挑戦することにしました。

 

PCにつなぐとiTunesでは途中で更新がとまってしまうので、iPhone8を電源ケーブルにつないだまま、本体のみで新しいOSをダウンロードすることにしました。これも何度か再起動のループにはまりながら、ダウンロードをすることはできました。

 

ところがそこから先のインストール作業は案の定、再起動ループにはまって完結出来ず、自分ではどうすることも出来ないため、iPhone修理店に行くことにしました。

 

修理・買取か?

 

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iPhone修理あいさぽ 

まずは近所にできた【iPhone修理あいさぽ】 というところに持ち込み、見てもらうことにしました。

 

設定画面を開いてもらうとパニックログが沢山記録されていることがわかり、パニックログが出ている状態では修理できないので、Appleの正規サービスプロバイダに持ち込んだほうがいいですねといわれました。

もし、パニックログが出ていない物理的な故障であれば、部品の在庫があるので、正規サービスプロバイダより、早くそして安く出来るとの事。

 

すいませんとにかく、焦っていたので今回の症状の写真とれませんでした。(同時に私がパニクった回数分、パニックログも記録されていたみたい😅) 

Apple Care+未加入で物理的な故障であれば、正規修理は料金も高い為、ここで修理に出すというのも選択肢のひとつ。

 

また、究極の手段として、保証がない状態では、自分で修理する人もいるようです。修理キットは以下の楽天市場等でも沢山出品されています。

【楽天市場】iPhone修理の通販

 

ネットオフ買取

香港モデルですし、Apple Care+にも入っていないので、Appleの正規サービスで修理をしてくれる保証はないと思いiPhone買取強化中のネットオフ に連絡してみました。

 

結果は、パニックログが出た状態ですと査定できませんと言われたので、他をあたることに。

 

 ジャンク品iPhone買取

探したところ壊れたiPhone(故障)を買い取る専門のところもありました。 それがコチラの【壊れたiPhone買取専門店】 です。

ただ、このiPhone8香港版はわざわざ香港まで出向いて購入したので愛着もあり、査定に出す前に、海外版が修理可能かどうか確かめるために、正規サービスプロバイダへ持ち込むことに。

 

カメラのキタムラ

そして、向かったのはApple正規サービスプロバイダのカメラのキタムラです。

コチラの店頭で修理受付にいったところ、予約がないと2時間以上待つので、オンライン予約することを勧められました。

 

オンライン修理予約はコチラから

www.kitamura.jp

 

上記サービスプロバイダのページから、Appleのカスタマーサポートで修理予約をしようとしたところ、どこを間違えたのかカスタマーサポートのチャットルームにいってしまいました。

 

Appleのカスタマーサポートはコチラ

 

チャットでは症状の説明をし、対策案を色々と提示していただいたのですが、どれもすでに行った事ばかりでしたので、最終的に近くの店舗へ行くことを勧められました。

 

ただ、一番近い店舗は1週間先まで予約が埋まっていたため、2番目に近い店舗で3日後に予約がとれました。

 

 

修理の前に

残った手段はAppleで修理するか、新たに海外版を購入するかの選択肢です。

国内版購入の場合

 ・ドコモの機種交換ではiPhone 7の32Gで一括43,560円、iPhone 8の64Gで58,520円でしたが、シャッター音にこだわりがあるのでやめました。(実はドコモのSIMを使用ているので機種交換での価格です2019/9現在)

 ・2023年では4.7インチのiPhneSE2もしくは、SE3海外版を購入する選択肢もあります。

修理内容

店舗での作業

予約した店舗で、症状の説明をすると、とりあえず未完成のままだったiOSのアップデートをしてもらうことにしました。

 

なんとか15分後ぐらいにアップデートは終了して、もう一度初期化することになりました。

初期化後に再度ケーブルからの充電を試みましたが、「残り0%」の表示は変わらなかったので、背面充電も試してみました。

また背面充電時にも、接続された音はするのですが、「残り0%」の表示は15分程度待っていても変わらずでした。

 

あらためて状態を確認してもらうと、この30分間に行った作業の間、何度も電源が落ちているのでパニックログが沢山記録されていました。

 

修理申込

 

・修理料金の確認をしたところ、この場合物理的な修理は不可能で、本体交換になりますとのこと。

また保証が切れているので料金は税込41,580円ですが、修理しますかと聞かれました。海外版なのに、「本体交換可能なのか」とチョッピリうれしくなり、思わずハイと答えました。

 

店員さんからは、香港版は日本には在庫がないので、取り寄せに時間がかかることが予想され、最悪2週間ほどかかる場合があると申込時に言われました。

 

念のため、香港版でなく、日本版に交換できますかと聞いたところ、同一のモデルNo.にしか交換できないとの事で香港版での修理をお願いしました。

 

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修理代金明細です (9月の為、消費税8%計算、10%だと42,350円)

 

iPhoneとiPadの各モデル修理料金の一覧はコチラです。

もう一つの選択肢

 

 

今までは国内版しか適用されなかったスマホの保険ですが、最近では海外版でも技適マークが付いていれば、月々700円で加入できる保険も登場しました。

そのサービス名はモバイル保険 です。

ただしダイワンテレコム など日本国内の業者から購入した製品のみです。

 

最終結果は?

 引き取り

実際には土曜日の午後に修理に出して、次の水曜日の午前には連絡がきたので、都合4日しかかかりませんでした。

 

早速、その日の午後に引き取りに行きました。

引き渡し時に料金を払い、その後アクティベーションしてもらいましたが、その作業でもすんなり行かず、「有効なSIMではありません」のエラーメッセージが出たため、その場で改めて、初期化することになりました。

初期化後はSIMカードが認識されたので、設定はどうしますかときかれましたが、iTunesで復元するのでこのままにしてもらいました。

 

復元

自宅でiTunesにつなぎ復元作業を開始したところ、アプリが全て再インストールされるので思いのほか時間がかかりました。

 

シャッター音は 

そして一番心配していたのがカメラのシャッター音です。恐る恐るカメラで何度か写真を撮ったところ、音はなりませんでした。

 

これで一安心です。

 

受け取ったiPhoneは修理と言うより新品に交換されていたのでIMEIもシリアルも別の番号になっていました。

 

ただし、新品のせいなのか、iOS13.2のせいなのか分かりませんが、思いのほか電池がもちますし、操作感が軽く素早くなった気がします。

 

 また修理に出したことで、90日間の製品保証が新たに付与されましたが、新たにApple Care+には加入できませんでした。

 

まとめ

 

最後に香港モデルなどの海外版でも、Appleは修理を受け付けてくれることと、交換商品は同一のモデルになることが今回わかりました。

 

私は4日目に受け取ることが出来ましたが、在庫がない場合は当初の説明通りに2週間程度時間がかかるかもしれません。

 

持ち込み時と引き取り時はどちらも平日の午後でしたが、いつも4~5人が待合のソファーに座っている状態でした。(何らかの不具合を持っている人が多いと言うことですね)

 

Apple Care+価格

 もし私が購入時にApple Care+加入していたとしたら、修理代は12,980円、加入料金の16,280円と合わせて29,260円(税込)です。

支払った金額は税込42,350円(税込)でしたので差額の13,090円(税込)損した形です。

 

iPhone 11のApple Care+(2年間の・保証)加入料金は税込18,480円で、盗難紛失サービスをつけると+2,200円です。

 

今回の私のように本体交換ですとApple Care+に加入していれば12,980円(税込)ですが、加入していなければiPhone 11で48,180円(税込)、iPhone 11 Proで59,800円(税込)、iPhone 11 Pro Maxで64,800円(税込)と非常に高額になります。

 

最近ではApple Care+も購入時なら一括でなく、月額での加入も可能です。さらに月額の場合は解約するまで保証期間が延長されます。

 

購入時にいつも迷うApple Care+ですが、最新の機種ほど修理料金が高いので、今後加入は必須なのかなと思います。