海外通販サイトWishの今。Qoo10移行と他の海外ECと比較

こんにちは。しょく_さがしブログ サイト運営者のZUU、運営者のZUUです。
海外通販サイト Wishって、一時期すごい話題になりましたよね。「激安!」ってことで、私もついついアプリを覗いてしまったことがあります。でも最近、「Wish サービス終了したの?」とか「Qoo10に移行したって本当?」なんて噂もちらほら聞きます。
昔から、Wishの評判を調べると「危険性がある」とか「粗悪品が届いた」なんて話もありましたし、「送料が高い」とか「注文したのに届かない」みたいなトラブルもよく聞きましたよね。そうなると、返金はどうなるの?とか、不安になるのも当然かなと思います。
さらに最近は、Temu(テム)やSHEIN(シーイン)、AliExpress(アリエクスプレス)といった新しい激安通販サイトも一気に広まって、Wishとの比較も気になるところです。この記事では、そんな海外通販サイト Wishの「今」を、Qoo10への移行の背景から、安かった仕組み、そしてTemuなどとの違いまで、詳しく掘り下げていきますね。
- Wishの運営体制がQoo10に変わった現在の状況
- Wishが「激安」だった価格の仕組みとその裏側
- TemuやSHEINなど主要な競合サイトとの違い
- 結局、今Wishを利用するのはアリかなしか
海外通販サイトWish2024年の変化
まずは一番気になる「Wishって今どうなってるの?」という部分から見ていきましょう。実は2024年に、運営体制がガラッと変わる大きな動きがあったんですね。
Wishのサービス終了説とQoo10移行

「Wish サービス終了」というキーワードも見かけるので、ドキッとするんですけど、これは正確にはちょっと違います。
2024年の4月に、Wishのプラットフォームを運営していた会社(ContextLogic社)が、その事業をアジアのEC大手「Qoo10(キューテン)」に売却したんです。
なので、Wishというサービス自体が完全になくなったわけではなく、運営元がQoo10に変わったというのが正しい状況ですね。Qoo10といえば、日本でもおなじみの通販サイトです。
ただ、この売却によって、Wishのシステムはこれから順次Qoo10のものに統合されていくみたいです。例えば、決済システムとか物流とかですね。
サポート体制は不安定かも?
私が調べた時点では、Wishのヘルプセンターの情報が1年前で止まっていたり、出品者向けのページがアクセスできなくなっていたりする部分もありました。
こういう大きな運営移管の時期は、どうしてもサポート体制が混乱したり、一時的に不安定になったりする可能性が考えられます。もし今利用するなら、その点はちょっと頭に入れておいた方がいいかもです。
Wishが安かった仕組みを解説

そもそも「なんでWishはあんなに安かったのか?」って不思議でしたよね。あれにはちゃんと理由がありました。
Wishの安さの秘密は、主にこの4つかなと思います。
Wishの「激安」を支えた仕組み
- 中間業者をカット(D2C): 商社や卸売業者を通さず、中国などの製造業者から消費者に直接商品を発送するマーケットプレイス型でした。これで中間マージンがごっそり削れます。
- 製造・発送コストの安さ: 商品の多くが、人件費や製造コストが低い中国で作られ、発送されていました。
- 品質と価格のトレードオフ: 正直に言うと、「品質はそこそこでいいから、とにかく安く!」という戦略ですね。高品質なものより、価格を最優先していました。
- 低価格帯への特化: 最初からブランド品などを求める層は狙わず、「安さ」を求める層にターゲットを絞っていました。
つまり、「安いのには安いなりの理由があった」ということですね。
評判にみる危険性や粗悪品
ただ、その安さの裏側には、利用者にとって無視できない「危険性」や「評判の悪さ」もセットでついてきた感じがあります。
「安かろう悪かろう」という言葉がピッタリで、届いた商品が写真と全然違う「粗悪品」だったり、最悪の場合「偽ブランド品」だったり…というトラブルが常に指摘されていました。
特に危険性が高いと言われていたのが、極端に安いスマートフォンや電子機器です。
商品説明にはすごく高いスペックが書いてあるのに、実際に届いたものは全く別物の、ものすごく低品質なガラクタだった…なんて報告も多くて、「これはもう詐欺レベル」とまで言われていましたね。
もちろん、Wishの運営(旧体制)もこの問題はマズイと思っていて、2022年頃から出品者の審査を厳しくする(招待制にする)といった対策もやっていたみたいです。でも、根本的なイメージ改善や、後から出てきたTemuやSHEINへの顧客流出を食い止めるまでには至らなかった、というのが結果なのかなと思います。
・Wishの評判や危険という噂について詳しく解説している記事はこちらから
トラブルを避ける旧体制での自衛策

じゃあ、旧体制のWishで買い物をしていた人は、どうやってトラブルを避けていたんでしょうか。
やっぱり、ユーザー側でしっかり「自衛」する必要があったみたいですね。賢く利用していた人は、だいたい以下の点に気をつけていたようです。
- レビューの徹底確認: 件数はもちろん、特に低評価のレビュー内容をしっかり読む。
- 商品画像の全確認: 実物の写真(他の購入者が投稿したものなど)があるかチェックする。
- 英語表記の説明の読込み: 自動翻訳された日本語だけでなく、元の英語説明で仕様を確認する。
- 送料や価格のカート確認: これが超重要です。(理由は次の項目で)
- 極端に安い商品への注意: 特にガジェット類は危険信号と判断する。
- ユーザー検証済商品の選択: YouTubeなどで、他の人が実際に買ってレビューしている商品を選ぶ。
これ、全部やるのって結構大変ですよね…。それだけ「当たり外れ」が大きかったということかもしれません。
送料が高い?独特の仕組み
さっきの自衛策でも触れましたけど、Wishのユーザー体験で一番「うわっ」ってなるのが、この独特な送料体系だったと私は思ってます。
Wishって、「商品価格100円!」みたいに激安価格が目立つんですけど、問題は送料でした。
送料が「商品ごと」に個別に発生するケースがほとんどで、まとめ買いしても送料は安くならなかったんです。
例えば…
「100円」の商品を5点購入した場合、 (商品100円 + 送料300円) × 5個 = 総額 2,000円
みたいなことが普通に起こるんですね。商品代金500円に対して、送料が1,500円もかかってしまうという…。
これに対して、後発のTemuは「送料無料」を打ち出しました。(実際には商品価格に送料が含まれているんでしょうけど) 表示価格と最終的な決済金額のギャップが少ないTemuのほうが、ストレスなく買い物できると感じる人が多かったのは当然かもしれません。
届かない場合の返金ポリシー

「注文したのに全然届かない」というのも、Wishでよく聞いたトラブルの一つです。
ただ、旧体制のWishには、この点に関して「買い手にとっては」強力な保護ポリシーがありました。
それは、「規定の日数(日本向けには13日とかだったらしいです)を過ぎても届かない場合、その返金にかかる費用は100%すべて出品者(セラー)側が負担する」というものです。
利用者からすれば「届かなきゃ返金されるなら安心」と思えますけど、セラーにとってはめちゃくちゃ厳しいルールですよね。
ポリシーの副作用?
この厳しすぎるポリシーが、逆に「ちゃんと送ってくれる優良なセラー」をWishから遠ざけてしまった可能性がある、という見方もあります。
結果として、「最悪、返金になっても構わない」と考えるような、低品質な商品を売るセラーが残りやすくなる…という悪循環を生んでしまったのかもしれませんね。
海外通販サイトWishと競合の徹底比較
WishがQoo10に事業売却するほど苦戦した背景には、やっぱり強力なライバルの存在がありました。
ここでは、Wishとよく比較される「Temu」「SHEIN」「AliExpress」との違いを整理してみましょう。
TemuとWishの違いは?
今、Wishの市場を事実上ごっそり奪ったのがTemu(テム)かなと思います。
Temuは、Wishと同じような低価格帯の商品(日用品、雑貨、ガジェットなど)を扱っていますが、Wishの最大の弱点だった部分を克服してきました。
- Wish: 商品価格は安いが「個別送料」が高く、配送も「遅い」。
- Temu: 「送料無料」を打ち出し、配送も「比較的速い」(実績として1週間前後で届くケースが多い)。
さらに、Temuには「配達予定日を過ぎたら補償クレジットを付与する」という「遅配補償」まであります。これはもう、Wishからユーザーが移っていくのも納得かなと…。
SHEINとWishの違いは?
SHEIN(シーイン)は、WishやTemuとはちょっと違って、「ファッション特化型」のプラットフォームですね。
Wishが単に「出品の場」を提供しているマーケットプレイスだったのに対し、SHEINはAIなどでトレンドを予測して、自社(関連工場)でデザイン・製造・販売まで手がけているのが特徴です。
流行りの服を、小ロットでテスト販売しながら高速で生み出す強力なサプライチェーンが武器ですね。とにかく安く、トレンドの服が欲しい!という層に強く刺さっています。
AliExpressとWishの違いは?

AliExpress(アリエクスプレス)は、アリババグループが運営する巨大なマーケットプレイスです。
Wishとの一番の違いは、その圧倒的な商品数と選択肢。電子部品やDIY用品、マニアックなガジェットなど、TemuやSHEINが扱わないようなニッチな商品も本当に何でも揃っています。
ただし、Wishと同じように「セラー(出品者)の信頼性」や「配送方法(無料から高額まで様々)」を、ユーザー自身がしっかり見極める必要があるので、どちらかというと海外通販の上級者向けかな、という印象です。
比較表:4サイトの強みと弱み
こうして並べてみると、それぞれの特徴がハッキリしますね。
| 特徴 | Wish (Qoo10体制) | Temu (テム) | SHEIN (シーイン) | AliExpress |
|---|---|---|---|---|
| 主な強み | ブランド認知度。 Qoo10体制での今後に期待 | 圧倒的低価格 + 高速配送 遅配補償あり | ファッション特化 トレンドの高速反映 | 圧倒的な商品数 ニッチな品揃え |
| 価格設定 | 商品価格 + 個別送料(旧体制) ※Qoo10体制で不明瞭 | 送料無料(価格に内包) | 低価格(送料は別途規定) | 低価格(送料は変動大) |
| 配送速度 | 遅め(旧体制) | 速め(例: 1週間前後) | 比較的安定 | 変動大(数日〜数ヶ月) |
| 主なカテゴリ | 雑貨、ガジェット、アパレル | 全カテゴリ(日用品、雑貨) | アパレル(ファッション) | 全カテゴリ(電子部品、DIY) |
| 品質/信頼性 | 【要注意】 体制移行中でサポート不明瞭 | 賛否両論。 補償は手厚い | 価格相応。 トレンド重視 | 【要注意】 セラー評価の確認必須 |
今、海外通販サイトWishは推奨できる?
さて、ここまで色々見てきましたけど、じゃあ結論として「今、海外通販サイトWishを使うべきか?」と聞かれたら…。
あくまで私の個人的な見解ですが、「今、あえてWishを新規で利用する積極的な理由はない」かなと思います。
「今」の利用を推奨しづらい理由
- Temuという上位互換の存在: Wishが提供していた「安さ」という価値は、今や「送料無料」で「配送も速い」Temuに完全に取って代わられた印象です。
- Qoo10への移行期という不安定さ: 前述の通り、今はまさに運営体制が入れ替わっている真っ最中です。決済や物流、サポート体制が安定するまでは、トラブルが起きやすい時期とも言えます。
もし「安さ」と「利便性」を求めるなら、まずはTemuを試してみるのが良さそうです。 「安価なファッショントレンド」が目的ならSHEIN、「ニッチな品揃え」を求めるなら上級者向けですがAliExpress、という選択肢になるかなと思います。
もちろん、Qoo10の運営ノウハウが加わって、Wishが今後、弱点だった「送料体系」や「配送速度」を劇的に改善して復活する可能性もゼロではありません。その動向には注目したいですね。
ただ、2024年後半の「今」は、様子見が賢明かな、というのが私の結論です。
この記事で紹介した情報は、私がリサーチした時点のものです。特にWishの運営体制は今後も変わっていく可能性があります。
もし各種サイトを利用される場合は、送料や返金ポリシーなどを必ずご自身でよく確認し、最終的な判断を行ってくださいね。