最近WEB広告やTVコマーシャルで頻繁に名前をみる「スマホケ」というブランド。
名前の通り、スマートフォン保険のようで月々の掛け金も安く、想定される保証範囲も網羅されているので一見すると、負担が少ない安心な保険のようです。
ただし、実際にお金を払っても大丈夫なのか?保険金は支払われるのか?そもそも、その会社は信用できるのか?お金だけを集めるサイトなのではないか?
詳細を調べた結果、運営会社は設立して1年程度、サービス開始も今年の7月28日と歴史も浅いため、良くも悪くも目立った評判はありませんでした。
そこで、資本関係を調べると株式会社Warranty technologyの100%子会社ということが分かり、どんな会社なのかこちらを中心に調べてみました。
運営会社
「スマホケ」運営会社
ワランティ少額短期保険株式会社 https://wss.insurance/
本社は東京都千代田区、設立は2021年7月29日ですが、営業開始日は2022年5月25日と10月現在、まだ半年経っていません。
また、資本金は75百万円で、同じビルの株式会社Warranty technologyの100%子会社で、社員数は3名(2022年3月末現在)です。
特徴
・申し込みから支払いまで、全てオンラインで完結。
・従って紙の保険証券や約款等はありません。
親会社
株式会社Warranty technology https://wrt.co.jp/
設立は2012年4月27日ですが、2016年8月1日に会社名を株式会社MARTEX(マーテックス)より変更。資本金:1.2億円、売上高は非公開です。
特徴は延長保証に特化
様々な家電やPCメーカーの延長保証に特化したサービスを提供。
スマホメーカーとの提携実績
①OPPOのスマートフォン向け「OPPO Care 画面割れ保証サービス」
②モトローラのSIMフリースマートフォン向け保証サービス「moto care 安心保証サービス」
グループ会社
株式会社Warranty Solutionsという家電・PCの修理事業やコールセンター事業を行う企業もあります。
安全性は
許認可等
・個人情報保護方針もWEB上で確認できます。
・関東財務局長発行、少額短期保険の登録番号を保有
・保険・金融商品の販売を行っているので、勧誘方針も明記されています。
信用出来る?
上記のことから、実体のある会社として信用出来ると思います。
加入条件
日本国内で販売され、画面割れや水没除く正常動作品が、加入可能となっています。
その他の気になる購入方法も、加入可能か調べてみました。
・中古iPhoneは?
加入可能となっています。この保険の最大のセールスポイントですね。
・海外版iPhoneは?
日本国内で販売された技適マーク付きの製品に限り加入可能
・オークション等の個人売買は?
メルカリやヤフオクなども加入可能です。
・スマホ以外は?
タブレット端末も加入可能です。
保険金支払条件
破損、水濡れに、以下2つの方法で保険金が支払われます。
・免責金額ゼロ
通常使用による故障
・免責金額あり
破損(液晶画面、マイク、スピーカー、カメラ、操作ボタン、コネクタ等)、水濡れ、盗難の場合は、免責金額(加入者負担額)が5,000円必要となります。
加入はお得?
以上のことから、故障以外の修理は、5,000円を支払う必要があるので、修理代が高額になる機種等をお持ちの方の加入がおススメです。
例えば、アップル製品の本体交換では、AppleCare+に加入していないと非常に高額になるため、最新機種等をお持ちのかたにはオススメです。
登録方法
クレジットカードが必要