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iPhone中古を検索すると、写真付きで安い価格を表示するBack Marketというサイトの広告をよく見るようになりました。調べてみると日本国内版の中古スマホを扱う販売業者や、買取専門店などが出店している中古スマホのポータルサイトだということがわかりました。
その評判を調べてみると、口コミ評価が5ポイント中4.3ポイント(2024年1月)で、口コミ件数も3,000件以上あるので、怪しくないということがわかりました。
このサイトのメリットは
- 1年間の動作保証
- 30日間返品無料
- 全商品・全国送料無料
であり、安心できるサイトであると言えます。
でも、私が中古iPhoneを買うときに重要と思っているバッテリー最大容量や、外観の傷などの状態がBack Marketのサイト上ではわかりませんでした。
そこで、Back Market出店業者の中からバッテリー最大容量や、外観の傷などの状態が表示されている、おススメのサイトを見つけました。
またその他の出店者公式サイト一覧はこちらの記事で詳しく解説しています。
1.口コミ・評価は?
以下に紹介する口コミ・評価は自社サイトに投稿された口コミのみなので、客観性に欠けますが評価ポイントの推移を見ると、微妙にダウンしていることがわかりました。
2021年11月:5ポイント中4.8 (276件)、2022年6月:4.7 (1,499件)、2022年11月:4.6 (3,042件)でしたので、評価は少しづつダウンしていることがわかります。
2023年6月:4.6(5,036件)となっていましたが、2023年8月では4.3 (1,676件)と評価件数が減っています。
これは今までと集計期間が変わって過去6ヶ月間になり、アンドロイドやタブレットがそれぞれで別の評価カテゴリーになった為です。それでも、評価ポイントは下がっていますね。以下、気になる評価コメントを引用しました。
評価5:Cランクでしたが、画面を含め全体的に目立つよつな傷や汚れがほぼ見られず、状態の良い商品でした。また入金の翌日に商品が届き、発送も迅速でした。2023/01/10 評価4:注文してから2日以内に商品が届いて見た目も良好でした。おすすめします。2022/09/12 評価3:Aグレードを購入。届いてすぐ使えるかと思ったら、パソコンのiTunesで届いたiPhoneのiOSのアップデートをしないと初期設定画面でフリーズしてしまう状態でした。そういった商品があるという注意書みたいなものがあればよかったと思いました。商品の状態はさすがAグレード、新品同然に綺麗でした!バッテリー状態は85%でした。2023/01/10 評価2:Bグレードでスクリーンに傷はないとのことでしたが、擦り傷のようなものがありました。スクリーンの周りのフレームの細かい傷が目立ちます。バッテリー最大容量86%でした。機能的には納品後まだ4日ほどですが、今のところ問題は起きていません。買う前に現品を手に取って見ることができたら絶対に(納品された品に関しては)買わなかったと思います。2022/08/29 評価1:SIMカードが入った状態のiPadが届いた。
SIMロック解除もされていなかった。2023/01/10
低評価の理由:基準があるとはいえ、出店者ごとのサービスの違い、届いてみないとわからない正確なバッテリー残量(最大容量)と、外観(傷の具合)などです。
自社口コミのせいでしょうか、評価2以下は全体の2%程度でした。ただし、ネガティブな口コミもそのまま載せている点は、評価できます。
できれば、記事の最初に書いたとおり、バッテリー最大容量など状態が確認できる出店者の公式サイトのから購入したいと思うのは私だけでしょうか。
そこで、個別の出店者について独自に詳しく調べたのが以下の記事です。
【独自調査】買ってみないと分からないBack Market出店者一覧とその評価
バッテリー残量(最大容量)100%?
中古製品で、新品との大きな機能の違いは、「バッテリー残量(最大容量)」ですね。
調べてみると、残量(最大容量)80%以上という表示が多く、詳細は分かりません。
そこで、バッテリー残量(容量)100%製品を扱うサイトを出店業者の中からピックアップしました。
バッテリー残量(最大容量)80%はアップルが動作保証をしている数字です。これ未満では交換が必要で、以下のように85%でも画面に表示されることがあります。
新品未使用品?
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バッテリー残量(最大容量)100%といえば、新品未使用品や未開封品も気になりますね。
そこで、それらを常時取り扱っている代表的なサイトを調べました。
①にこスマ:伊藤忠商事グループ、在庫1,000台以上 ⇒ iPhone新品未使用
②リコレ!:ソフマップの中古通販サイト、在庫200台以上 ⇒ 新品未使用iPhone
さらに、内容を詳しく知りたい方は以下の記事へ
2.Back Marketの運営会社は?
「Back Market」の運営会社を調べた結果、フランスが本社のリファービッシュ(整備品)・中古デバイス専門サイトの日本法人で資本力もあることがわかりました。
フランスのパリにあるJUNG S.A.S(https://www.backmarket.com/)が本体で2014年12月創立、資本金は42,774.10€≒5,988万円(1€=140円)、売上高は約13億円で、取扱高(流通額)は全世界で300億円超、従業員数は30名となっています。調べた結果、ファンドなどから数百億円を超える資金調達を行っている割には、資本金が小さすぎるようです。日本法人はBACK MARKET JAPAN株式会社 、2021年3月からサービス開始しておりますが、資本金・売上・取扱高・従業員数は非公開の為、不明です。日本での取り扱い品は、主にiPhone・iPad ・AirPods ・MacなどのApple製品です。
特徴は自前の物流や整備センターを持たず、自社で直接整備販売しない、スマホの整備業者が直接発送をする楽天市場のようなマーケットプレイスということもわかりました。調べたところ出店業者は40社以上あり、当然ですが他のサイト(楽天市場、アマゾン、ヤフーショッピングなど)や自社の公式サイトでも販売しています。
外部のECサイト
Amazonなどの外部ECサイトには出店していません。自社の販売サイトだけです。
その理由は様々な業者に販売させて手数料収入を得るサイトなので、アマゾンや楽天市場は競合になるためです。
販売サイトは日本以外にフランス、スペイン、ドイツ、イタリア、ベルギー、イギリス、オーストリア、フィンランド、アメリカなど17か国に対応しています。
3.安全性は?
安全性は厳密には?
ネットで検索すると、Back Marketで購入してよかったなどの記事が見受けられますが、日本の通販で、表示義務がある「特商法に基づく表記」が表示されていません。
ただし、個人情報保護が目的の「プライバシーポリシー」は表示されています。
また、冒頭でも触れましたが、クレジットカード決済時に日本のカード会社から、セキュリティ上の問題で決済拒否をされることが多いようです。
backmarketというサイトでクレジットカードを使ってiPhoneを買お... - Yahoo!知恵袋
実際に私が購入時に支払い拒否(ロックされました)されたメール画面がこちら。
資金力はある?
以前は大手ファンドなどの出資者や資本のことが表示されていましたが、現在は表示されていません。
以上のことから、安全性には若干の疑問点がありますね。
4.他社の整備品
参考:一般的なリファービッシュ・整備品の関連記事はこちら
⇒ リファービッシュiPhone整備済品の特徴とメリット・デメリット
①Apple正規整備品
特徴はバッテリーと外装を交換、付属品同梱で新品の箱に梱包。Appleによる1年間の保証付きとなります。
2023年3月から数量限定認定整備済製品として、iPhone 12 Pro Max、iPhone 13 mini、iPhone 13、iPhone 13 Pro、iPhone 13 Pro Maxを発売。
価格は新品に対して15%引きとなっていますが、中には20%引きの商品もあります。
動作テストと必要であればパーツ交換を行い、最短で翌日に無料でお届け、返品も無料です。
OCN モバイル ONE
ご存知NTTドコモの100%子会社です。TOPページから中ほどまでスクロールすると、【メーカー認定整備済iPhone】と書いてあるバナーが表示されます。
1年間の保証付きアイコンが目印ですが人気があるので、すぐに品切れになります。
ただし、OCNオンラインショップページ上部のメニューにある中古スマートフォンをクリックすると、未使用品の格安iPhoneが見つけられます。6/12までの限定販売です。
②独自基準整備品
独自の基準で中古品を整備・販売している代表的な業者を一覧にしてみました。
ahamo:ドコモ認定リユース品(新品同様品あり) iPhone 11、12、SE(第2世代)ページ上部「製品」をクリックして、スクロールすると見れます。
Amazon:Amazon認定業者が出品。最低180日の返品保証
Yモバイル:ソフトバンク認定中古品。iPhone 8、11、XRが特別価格480円~
にこスマ:伊藤忠商事グループ。Back Market、アマゾンにも出店。在庫約10,000台
5.保証は?
■30日間全額返金保証
以前は14日間でしたが、30日に延長しましたので、良心的です。
■1年の動作保証
購入して12ヶ月以内に、ソフトウェアやハードウェアに自然故障が発生した場合の保証です。ただし、販売者以外によって、改造もしくは修理がされた場合は適用されません
■赤ロム永久保証
万が一ネットワーク制限がかかった場合にそなえて、赤ロム永久保証もあります。
注:商品不具合は販売業者との直接交渉になります。
スマホ保険
月々200円~で、最大10万円の補償が受けられる損保ジャパン提供の保険です。
ただし、格安SIM専用でdocomo、au、softbank契約の方は加入出来ません。
6.支払い方法は?
支払手段は
・クレジットカード(VISA・MasterCard・JCB・AMEX・Diners)
・コンビニ決済(ローソン、ファミリーマート、サークルKサンクス、ミニストップ、セイコーマート)ただし、セブンイレブンは非対応です。
・あと払い ペイディ
また、日本の通販サイトで当たり前の銀行振込、代金引換は使えません。
クーポンコードある?
お友達紹介コードというものがあり、初回注文時に限り、2,000円の割引を受けられます(最低注文額14,000円)。
コードの入手方法
Back Marketで購入した方のみ、お友達紹介コードが発行されますので、その方からでないとコードはもらえません。
7.Back Marketは安心して買える?
信用出来る?
以前は、サイト上部にお問い合わせの電話番号やメールがありましたが、現在はありません。
従って先ほどの安全性のところでも、解説しましたが、安心して買えるサイトかどうかわからなくなりました。
また、みんなが気にするバッテリー残量が、届いてみないとわからないのも、デメリットと言えます。
また、直接BackMarketが販売するのではない為、それぞれの業者が3つのランク基準で整備したものを販売するので、ばらつきがあるかもしれません。
ただし、BackMarketで購入した製品に不具合がある場合は、楽天市場やアマゾンと同じで、直接販売業者との交渉になります。