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3月には発売といわれていたiPhone8の後継機種で廉価盤のiPhoneですが、いよいよiPhoneSEとして発表され、4/24発売となりました。ただ、噂されていた大画面のiPhone SE plusは発売されませんでした。
上記の画像はEtoren.comのサイトより
そこでiPhone 11シリーズと同様に、シャッター音が消せる海外版と日本版が同じモデルNo.なら技適マークが付く? また香港モデルなので物理デュアルSIMは? そして日本で問題なく使えるように、電波(LTEバンド)への対応は?また他の国のモデルNo.は?
以上の気になる点を調べてみました。
iPhone13の技適に関連する記事はコチラです。
iPhone SE Plusに関連する記事はコチラです。
それらを確認する為、iPhone SE海外版a2296を4/19現在で唯一注文できた、シンガポール通販のEtorenで購入しました。その時の記事はコチラです。
- 1.香港海外版のiPhoneに技適マークは付いている?
- 2.物理デュアルSIMは?
- 3.海外版の修理は可能?
- 4.対応LTEバンドは?
- 5.買えるところは?
- 6.モデルA2296が買える国は?
- 7.5Gへの対応は?
結果は
技適マークあり、物理デュアルSIMなし(eSIMとのデュアルは可能)、日本の3大キャリアが提供する全LTEバンドに対応とうれしい結果になりました。
また、日本国内のWi-FiやY!mobileのSIMを使用しても当然、シャッター音はしませんでした。
ただ、海外共通モデルは香港版とは違うのではないかと思い、香港の通販Etopiaでも購入しました。その時の記事はコチラです。
そこで、実際に海外版の買える国(1次販売国、今は旅行はムリ😢)と、海外版が買える通販のサイトも記事内で紹介します。
今すぐ海外版のiPhoneを買えるサイトを見たい方はコチラをクリック
1.香港海外版のiPhoneに技適マークは付いている?
モデルNo.A2296は技適付き?
日本版のモデルNo.も一緒でした。
なんと香港版も同じモデルNo.になりました。
これまでのiPhone シリーズ海外版は、香港版と日本版が同じモデルNo.になることはありませんでした。しかもこのA2296は世界共通モデルになりました。
そして、現物を見ていないの(4/19現在)ですが、同じモデルNo.なので間違いなく日本版と同様に香港版に技適マークが付くと思われます。
その理由はiPhone 11シリーズが、日本版・台湾版が世界共通モデルと同じモデルNo.であったので、以下のように台湾版にも技適マークがついていたからです。
ただしiPhone 11シリーズでは、物理デュアルSIMの香港版は別のモデルNo.であったので、技適マークが付いていませんでした。
⁂4/28確認(技適マーク付いていました。)
技適マークの確認は以下の記事で紹介しています。
これでやっと今回のiPhone SE香港版(海外共通版)では、大手を振って日本国内で使用出来るようになりました。
今回のモデルA2296から、香港版・台湾版の区別はなくなり、販売国コードのみ区別されることとなりました。 前はモデルNoにより性能が区別されていたので、それぞれ香港と台湾に行って購入していました。
日本で使えるモデルNo.A2275とA2298の技適は?
アメリカ版A2275と中国版A2298には技適は付きませんでした。
ただし、日本で使われている12個のLTEバンドのうち、9つに対応していますので、外国の方が日本に持ち込んでも問題なく使えます。
LTEバンド対応状況についてはこのあとの第4章で詳しく説明します。
2.物理デュアルSIMは?
今度のiPhoneSEの香港版・台湾版に物理デュアルSIMは実装されず、eSIMを使ったデュアルSIMになっています。
いま日本ではこのeSIMを契約出来るのはIIJmioとRakutenの UN-LIMITで契約する方法だけのようです。
中国版(A2298)も同様にeSIMかと思いましたが、何故かシングルSIMオンリーになっていました。
今のところ、iPhone の物理デュアルSIM(DSDS)に対応しているのは、iPhoneXR・XS MaxやiPhone 11シリーズの中国・香港モデル(A2223、A2217、A2220)だけです。
物理デュアルSIMのモデルは技適マークがついていませんので、日本国内で使うと厳密に言えば、電波法違反になります。
3.海外版の修理は可能?
心配なのは、せっかくシャッター音を消せる海外版を買っても、日本で修理したら日本版に戻りシャッター音が消せない、なんてことのないようにしたいもの。
そこで実際にiPhone8の香港版を、日本の正規サービスプロバイダで修理したのがコチラの記事です。
4.対応LTEバンドは?
今までの海外版(北米版や香港版などの技適マーク無し)では、日本のいくつかのLTEバンドに非対応でした。
これは回線混雑時に、他のバンドに移れなくなることと、日本の3大キャリアが提供している高速通信のCA(キャリアアグリゲーション)の恩恵にあやかれないことを意味していました。
そこで、LTEバンドの対応も調べてみました。
LTEバンド対応表
iPhoneSEはiPhone 11シリーズと全く同様のLTEバンド対応になりました。
これで米国A2275、中国A2298以外のモデルA2296であれば、LTEバンドの心配はなくなりました。
これ以外にもiPhone で対応するLTEバンドは複数あるのですが、日本で使っているLTEバンドだけで比較しました。
何度も書きますが今回、香港版が日本版と同じになったので、すごく楽しみです。
5.買えるところは?
今は海外に行くコストとリスクを考えると、通販で購入することがマストです。
自宅にいながら、買えるのは以下のサイトですが、価格と在庫は変動していますので直接ホームページでご確認ください。
① Etoren.com
シンガポールが本社の海外通販サイトです。
物のよっては日本の倉庫からの出荷になり、日本語で問い合わせが出来ます。 他のサイトでは買えない、iPhone 11シリーズの海外版が買えます。今回、実際に注文しました。海外発送の場合は香港より1日余計にかかります。
ETORENで注文した記事はコチラです。
6.モデルA2296が買える国は?
まず、AppleStoreの日本、香港、台湾の価格を調べてみました。
単位:円 | |||
モデルA2296価格 | AppleStore日本 | AppleStore香港 | AppleStore台湾 |
iPhone SE 64G | 49,280(税込) | 47,216(税無) | 51,830(税込) |
iPhone SE 128G | 54,780(税込) | 54,161(税無) | 58,980(税込) |
iPhone SE 256G | 66,880(税込) | 65,275(税無) | 71,490(税込) |
1HK$=13.89円 | 1TWD=3.57円 |
香港は消費税がかからない為、一番安いことがわかりました。ただし、現実的には現地に買いには行けませんので、現地の知り合いを頼るか通販サイトが在庫する商品を注文するかの選択になります。
iPhoneSE モデルa2296の1次販売国は以下の37の国と地域です。
アジア:日本、香港、台湾、シンガポール、サウジアラビア、アラブ首長国連邦
オセアニア:オーストラリア、ニュージーランド
ヨーロッパ:ドイツ、フランス、イタリア、英国、ロシア、スペインなど28か国
その他:プエルトリコ
7.5Gへの対応は?
日本の3大キャリアが相次いで、5Gサービスの開始をアナウンスしていますが、今回の、iPhoneではこの高速通信用のバンドには対応していません。
iPhoneSEはiPhone8の進化版ですが、iPhone11の廉価版ですので、そこまでの機能は求められていません。
今後発売される、iPhone12で実装されるのを待つしかないようです。
その時は、是非香港・台湾に直接行って、確かめたいですね!